神戸に集う脳科学の最前線―NEURO2026
NEURO2026は、第49回日本神経科学大会、第69回日本神経化学会大会、第36回日本神経回路学会大会の3学会による合同大会です。2026年7月30日から8月2日までの4日間、神戸国際会議場および神戸国際展示場で開催されます。大会テーマは「育め―未来のニューロサイエンティスト」です。国内外から脳科学・神経科学とその関連領域の研究者が集まり、最新の研究成果を共有するとともに、次世代を担う学生・若手研究者を育成することを目指しています。
大会では、神経細胞やグリアの分子・細胞機構から、脳回路、認知、行動、人工知能、精神・神経疾患、神経変性疾患まで、幅広いテーマが取り上げられます。また、免疫学、腫瘍学、ゲノム科学など、従来の神経科学の枠を超えた分野との対話も重視されています。基礎研究から臨床応用までを結び付け、認知症や精神・神経疾患といった社会的課題について議論する場となります。
主要プログラムには、プレナリーレクチャー、Brain Prize Lecture、特別講演、教育講演、受賞講演、シンポジウム、ミニシンポジウム、一般口演、ポスター発表などが設けられています。プレナリーレクチャーでは、神経変性における神経・免疫連関、視覚認知と失明からの機能回復、脳発達におけるミクログリア、強化学習と因果学習など、現代神経科学を代表する課題が論じられます。Brain Prize Lectureでは、神経科学と腫瘍学を架橋する脳腫瘍研究が紹介される予定です。
高校生によるポスター発表、若手研究者育成セミナー、国際交流会、Travel Award、ジョブマッチングなど、若い世代の研究活動とキャリア形成を支援する企画も充実しています。最終日の8月2日には、「脳×AIがつくる未来」などをテーマとする市民公開講座も開催され、最先端の脳科学を社会へ広く発信します。NEURO2026は、多様な分野と世代が交わり、これからの神経科学を育む重要な機会となることが期待されます。
私たちの研究室からは、医学類・医療科学類・フロンティア医科学学位プログラムの学生、スタッフが参加します。









