学会参加報告会を行いました

新潟で開催されたNeuro2025(第48回日本神経科学大会) 学会報告会を開催しました。研究室内で、興味がある演題の内容を整理して紹介しあいました。学生には学会参加して自分の研究発表を行うだけでなく、しっかり勉強してもらうことにしています。学生からは、下記の演題の報告がありました。

母体免疫活性化と思春期ストレスによる複合炎症ストレスは反応性ミクログリアを誘導し、小脳機能を制限する
 発表者:彦坂 桃花(京都大学大学院医学系研究科)

母体免疫活性化モデルマウスにおける炎症応答に対するユーグレナ摂取の影響
 発表者:渡辺 優亮(東京薬科大学)

集団飼育環境における自閉症スペクトラム障害モデルマウスの社会行動の性差研究
 発表者:原 惟織(東北大学医学部)

思春期の社会隔離ストレスは体性感覚視床のシナプスを改編する
 発表者:中山 寿子(東京女子医科大学)

母体の歯周病が子孫の脳に与える影響:神経学的基盤の探究
 発表者:今井 千尋(東京科学大学大学院医歯学総合研究科)

中年太りを引き起こす視床下部一次繊毛の加齢性退縮
 発表者:大屋 愛実(名古屋大学)

Development of an In vitro Model of Schizophrenia by Organoid and CRISPR Technologies
 発表者:Isabel Siew Yin Koh(RIKEN CBS)

マウスの加齢性変化に対する長期QIHの影響
 発表者:齋藤 夕貴(筑波大学IIIS 櫻井研)

シャルコー・マリー・トゥース病関連IP3R3変異の機能変化解析
 発表者:真野 叶子(名古屋大学環境医学研究所)

大脳皮質興奮性神経細胞におけるミトコンドリアDNA欠損ミトコンドリアの分離機構の解明
 発表者:菊池 百音(東京大学大学院 工学系研究科)

[3P-047] 精神疾患関連キネシンがミクログリア形態において果たす役割の解明
 発表者:日向寺 光洋(筑波大学)

[1P-048] 哺乳類の脳における進化的な変化は効率的なグリンファティック循環を促す
 発表者:亀谷 匠郁(金沢大学大学院)

[1S03m-1] 大脳になぜ皺があるのか?
 発表者:河崎 洋志(金沢大学医学系)

[1P-029] 近接依存性標識法を用いたシナプス小胞放出部位のタンパク質網羅的解析
 発表者:中澤 惠太(同志社大学)

[1P-060] PIC RNA-seq による梨状皮質 IIb層マーカー遺伝子の確立
 発表者:加賀谷 洋太(東京大学大学院)

[1P-043] トカゲの冬眠におけるミクログリア細胞の動態
 発表者:小竹 皓貴(名古屋大学)

[3P-125] ペプチド成熟因子が担う睡眠・覚醒制御のメカニズム
 発表者:坂口 義彦(筑波大学・東京大学)

[3P-008] Slc23a2 によるビタミンC輸送は大脳神経発生における能動的DNA脱メチル化に必要である
 発表者:水野 紗矢(大阪大学大学院)

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