李金旻さんがメンバーに加わりました

中国からの留学生の李金旻Li Jinminさんが研究室に加わりました。首藤講師と研究活動を行っています。

自己紹介

 私は李 金旻(リ ジンミン)と申します、1995年中国の広西省で生まれ、2017年中国のハルピン工業大学の生物工学専攻を卒業しました。今筑波大学の人間総合科学研究科、感性認知脳科学専攻に所属しています。

 哺乳類の中枢神経系(CNS)において、セロトニン神経系は特徴的な広範投射構造を形成しています。この構造は中脳の背側縫線核(Dorsal Raphe nucleus)と中間縫線核(Median Raphe Nucleus)の神経細胞から始まり、間脳と大脳基底部を経由して、背側に向かい大脳皮質に投射します。この経路では、途中にセロトニン線維が腹側被盖野、淡蒼球、海馬や嗅核などの神経細胞への投射を形成します。そして、セロトニン神経系の異常は、自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder: ASD)などの精神疾患の重要な因子であることが分かっています。また、妊娠期のウィルス感染は母体免疫反応(maternal immune activation, MIA)を引き起こし、生まれた仔が精神疾患を発症する可能性が高まることが知られています。セロトニン線維は脳内に投射して多種多様な脳機能に関わっています。先行研究ではMIAによるセロトニン神経発達異常が示されています。齧歯類胎児のRaphe Nucleusの発達は胎生10日目から始まり、胎生13日に、セロトニンニューロンが急速に増加することが知られています。胎生15日頃、セロトニン線維が間脳と前脳に進入し、その後大脳皮質に投射します。

 現在、Polyinosinic-polycytidylic acid (poly(I:C))を投与したモデルマウスを使って、母体のMIAがその仔マウスのセロトニン神経系形成・発達にどのように影響するか解析を行ってます。

                                    2019年5月  李 金旻

This photo shows a poster with the drawing of a human by Leonardo da Vinci in a medical practice of sport and helath.

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