ダーウィンの日は、1809年2月12日に誕生したチャールズ・ダーウィンを祝う記念日です。
チャールズ・ダーウィンは、進化生物学の基礎を築いたイギリスの博物学者です。1809年2月12日、イングランドのシュルーズベリーに医師の家系に生まれました。当初は医学を学びましたが外科手術に適応できず、のちにケンブリッジ大学で神学を修めます。しかし自然史への関心は強く、1831年、海軍測量船ビーグル号に博物学者として乗船し、約5年間にわたる世界航海に参加しました。この経験が彼の思想形成に決定的影響を与えます。
南米大陸での巨大絶滅動物の化石、ガラパゴス諸島におけるフィンチ類の種差、地質学的時間の長大さを示す斉一説などは、「種は不変である」という従来の自然観に疑問を抱かせました。帰国後、長年にわたる観察と考察を経て、1859年に『種の起源』を刊行します。ここで提示された自然選択説は、個体間の変異と生存競争を基盤とし、環境に適応的な形質が世代を通じて蓄積されることで種が分化すると説明しました。この理論は、生物学に歴史性と統一的原理を与えました。
当初は宗教的世界観との緊張関係を生みましたが、その後メンデル遺伝学や分子生物学と統合され、現代進化論へと発展しました。ダーウィンの功績は単に一理論の提示にとどまらず、生物を時間軸の中で理解する視座を確立した点にあります。今日の発生学、神経科学、免疫学、さらには行動科学に至るまで、進化的枠組みは研究の基盤となっています。ダーウィンは近代生命科学の思想的転換点を象徴する存在です。
人体解剖学は「現在の形」を記述し、進化生物学は「なぜその形なのか」を説明します。両者の統合により、人体は静的構造物ではなく、歴史を内包した動的存在として理解することができます。医学教育においても、形態を進化的文脈に位置づけることは、構造理解の深化と批判的思考の涵養に資することができることでしょう。
昨日は建国記念の日で祝日でしたが、医学類と医療科学類の学生が朝から実験をしていました。夕方から、臨床実習を終えた医学類の学生が実験と顕微鏡写真の整理をしてくれました。冷え込んでいる中、頑張ってくださってありがとうございます!2月も中旬になりました。うまくいかないことが多く、時間ばかりが過ぎ去り、気持ちが焦りますが、研究ファーストの気持ちで取り組みたいものです。








