第63回日本神経化学会に参加しました

第63回日本神経化学会(大会長:東京薬科大学 馬場広子先生)に参加しました。東京都八王子市いちょうホールで開催予定でしたが、コロナウイルス感染症を考慮してオンライン開催となりました。医学群医学類の講義・実習の合間を縫って様々な演題を視聴することができました。また興味のある演題は繰り返し視聴可能であるなど、オンライン学会の良さを十分に味わうことができました。e-ポスターなどのオンデマンド視聴は9月26日まで可能です。当研究室からは二つの演題発表を行いました。コメントをいただいた先生方、ありがとうございました。また大会の運営に関わった先生方のご尽力に心より感謝いたします。

本学会の新たな取り組みとして、「ミクログリア祭」は最先端の研究演題が集まっており、大変勉強になりました。

➢ セッション1
  国際神経化学会–日本神経化学会ジョイントシンポジウム:
ミクログリア神経化学研究の新時代-ミクログリアのヘテロジェネイティとその近接性及び遠隔性制御

オーガナイザー:
 Schuichi Koizumi(小泉 修一) University of Yamanashi

シンポジスト:
 Takahiro Masuda (増田 隆博) Kyushu University
Single-cell analysis reveals spatial and temporal heterogeneity of microglia in human and mice
1細胞解析によって明らかになるマウスおよびヒトミクログリアの時空間的多様性

 Daniel Erny University of Freiburg, Germany
How gut bacteria modulate brain-resident immune cells

 Ilia D. Vainchtein University of California San Francisco, USA
T-cells modulate CSF1-microglia induced pain behavior in a sex specific manner

 Shuichi Koizumi (小泉 修一)University of Yamanashi
Strategies for disease control by microglial rebirth
ミクログリア制御と脳機能

➢ セッション2
  解き明かされる環境依存的可変型ミクログリアの生理機能

オーガナイザー:
 Hiroaki Wake(和氣 弘明) Nagoya University

シンポジスト:
 Yuki Hattori(服部 祐季) Nagoya University
Spatiotemporal control of microglial distribution in the developing cerebral cortex and its biological significance
胎生期大脳におけるミクログリア分布の時空間的制御とその生理学的意義

 Hiroaki Wake(和氣 弘明) Nagoya University
Illuminate the physiological and pathological function of microglia
生体イメージングで明らかにするミクログリアの生理機能および病態の寄与

 Takahiro A. Kato(加藤 隆弘) Kyushu University
Microglia-focused psychiatric translational research using human bloods
ミクログリアの精神病理を探るためのヒト血液を用いた橋渡し研究

 Ryuta Koyama(小山 隆太) The University of Tokyo
Visualizing microglial dynamics to unveil molecular mechanisms underlying synapse engulfment
ミクログリア動態の可視化によるシナプス貪食の分子メカニズム解明

➢ セッション3
オーガナイザー:
 Takeshi Ikeuchi(池内 健) Niigata University

シンポジスト:
 Makoto Higuchi (樋口 真人), Hiroyuki Takuwa (田桑 弘之),
 Manami Takahashi (高橋 真奈美)  National Institutes for
 Quantum and Radiological Science and Technology
Discoveries of two distinct pathways responsible for the clearance of neuronal components from the brain
神経成分の脳外への排出を司る2つの経路の発見

 Taisuke Tomita(富田 泰輔) The University of Tokyo
Understanding the molecular microglial pathology in Alzheimer disease
アルツハイマー病におけるミクログリア分子病態の解明

 Ryo Yamasaki(山﨑 亮)Kyushu University
Microglial contribution in the development and maintenance of glial inflammation with connexin malfunction in the demyelinating lesion of multiple sclerosis model mice
コネキシン機能異常によるミクログリア異常活性化が多発性硬化症モデル動物に及ぼす影響の解明と治療応用

 Takeshi Ikeuchi(池内 健)Niigata University
Restoration of microglia may be a potential therapeutic approach: consideration from the pathogenesis of primary microgliopathy
一次性ミクログリア病の病態から考えるミクログリアを標的とした治療の可能

AI (Artificial Intelligence) concept.

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