初夏の扉をたたく風

新緑がまぶしく、窓の外にはツツジの花が最後の彩りを添えてます。医学構内もすっかり初夏の装いとなり、白衣の学生たちが陽射しのなかを行き交う姿に、季節の確かな移ろいを感じます。5月下旬、講義や実習にもようやく落ち着きが生まれ、学生たちの表情にもわずかな自信が宿りはじめているように思えます。やがて来る梅雨を前に、空はどこか名残惜しげに澄みわたり、涼やかな風が樹木を揺らします。構内ではアジサイが咲き始めました。研究室では、学生たちが動物室の整理を行ってくれました。学生たちとともに過ごすこの一日一日が、次なる季節への準備となるようにと願います。

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