3月を迎えて

生物学類と医学類の学生がポスター作成と試薬調整を行ってくれました。医療科学類の3年生と2年生がスタッフIと実験を行いました。若い人が研究室にいてくださると、こちらも元気をもらうことができます。花粉と書類に負けずに頑張りたいです。

この時期は学校の卒業式や企業の年度末でもあり、多くの日本人にとって環境変化の時期となっています。日本の多くの企業や組織は3月末が会計年度の終わりであり、4月から新年度が始まります。そのため、引っ越しや新生活の準備をする人も多いです。そのため、春は精神疾患の症状が顕在化することもあります。特に季節性情動障害の一種である夏季型SADや、双極性障害の症状が春の日照時間の変化によって悪化するケースが報告されています。また、花粉症などのアレルギー反応が精神症状に影響する可能性や、進学・就職などの環境変化がストレスとなり潜在的な精神疾患を顕在化させることも指摘されています。

歴史的には3月に重要な出来事が多く起きています。日本においては1889年の明治憲法発布、1923年の関東大震災、1945年の東京大空襲、1995年の地下鉄サリン事件、そして2011年3月11日の東日本大震災などが3月に起きました。世界史では紀元前44年3月15日のユリウス・カエサルの暗殺、1789年のアメリカ合衆国憲法の発効、1916年のアインシュタインによる一般相対性理論の発表などが挙げられます。

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