卒業論文の締め切りに備えて

1‐2月は、卒業論文や修士論文の締め切りや審査会などが設定されていることが多いです。多くの学生にとって非常に重要な時期です。締め切り直前は、様々なトラブルが起こり得ます。卒業論文や修士論文を完成させるために留意すべきポイントを挙げます:

  1. データのバックアップをこまめに取る
    外付けハードディスク、クラウドストレージ(Google Drive、OneDrive、Dropboxなど)、USBメモリなどを活用して、データの消失に備えましょう。定期的に異なる場所にバックアップを保存することで、リスクを最小限に抑えることができます。
  2. 締め切りの確認と計画的な進行
    提出締め切りの日付と時間を正確に把握し、カレンダーやリマインダーで通知を設定しましょう。
    締め切りに余裕を持って、1週間前には完成版を目指すスケジュールを立てるのがおすすめです。
  3. 先輩や指導教員との連絡を密に取る
    最終版を提出する前に、先輩や指導教員に確認してもらう時間を確保してください。カレンダーに「先輩に確認してもらう」「指導教員に提出」など締め切りを設定しておくとよいです。
    疑問点や進行状況について積極的に相談することで、より良い仕上がりを目指せます。こまめに進捗状況を共有することで、お互いに安心して作業することができます。プレゼンテーションは研究室の人たちに見てもらい、アドバイスを受けましょう。他の人に、ファイルを送付することはバックアップにもつながります。
  4. 文法や誤字脱字のチェック
    自分で読み直すだけでなく、友人や家族に読んでもらうことで見逃しを防ぎます。
    文法チェックツール(Grammarlyや日本語校正ツールなど)を活用するのも効果的です。
  5. フォーマットや規定の確認
    所属学部や研究科の論文フォーマットや提出規定を正確に守ることが大切です。
    ページ設定、フォント、図表の配置など、規定違反がないか最終チェックを行いましょう。フォーマットが崩れていると、(だらしない印象を読者に与え)研究内容をしっかり読んで評価してもらえなくなりがちです。紙媒体で提出する必要があるときは、表紙や背表紙が剥がれたりしないようにしっかりと接着してください。
  6. 健康管理
    長時間の作業で体調を崩さないよう、適度に休憩を取り、バランスの取れた食事や十分な睡眠を心がけましょう。運動やリフレッシュの時間も取り入れることで集中力を保てます。
  7. 印刷や提出の準備
    提出方法(オンラインか印刷物か)を事前に確認し、必要な手順を把握しましょう。
    印刷する場合は、締め切り直前の混雑やトナー切れ、紙切れ、プリンタの故障を避けるため、早めに行動しましょう。「神は細部に宿る」のです。
  8. 最終確認のための時間を確保する
    余裕を持って完成させ、内容や形式の最終チェックを行う時間を確保してください。
  9. 冷静に対応する
    締め切りが近づくと焦りがちですが、冷静な判断が必要です。チェックリストを活用し、計画的に進めましょう。

スタッフは多くの失敗を経験しています💦実際のエピソードや成功例・失敗例を聞いておくとよいです。

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