激闘の果てに-Au terme d’une bataille acharnée

本日は、M2の神経系とM3腫瘍学総論の試験日でした。試験の学生の皆さん、お疲れ様でした。

研究室には、元気な生物学類の学生の方が来て実験を行いました。昨晩は遅くまで、先輩とプレゼンテーションファイルの作成を行っていらっしゃいました。夜半に確認したところ、ケーキ🎂などを多数摂取した痕跡が残っていました。マクロファージやミクログリアのように貪食能が高い方のようです。本日午後から、心理学の研究室にお邪魔して研究のDiscussionをしました。行動実験や薬理学実験の有意義なコメントをいただき、とても勉強になりました。その後もミーティングルームで情報を整理し、疾風のように去っていきました。貪食能だけでなく、遊走能も高いようでした。明日も研究計画について練ることにします。日が変わる寸前になって、驚愕する情報が飛び込んできました😢来年はどうなってしまうのでしょうか。

来年の干支は巳(蛇)です。巳年は、十二支の中でヘビを表す年として広く認識されており、ヘビが古くから「再生」や「復活」「永遠」「脱皮による変化」といった豊かな象徴性をもって語り継がれてきたことに深く関わっています。定期的に古い皮を脱ぎ捨てる生態は、いわば古い状態から新しい状態へと生まれ変わる行為として、人間の再生や人生の転機になぞらえられてきました。

こうした脱皮による再生のイメージは、不死性や永遠の象徴とも結びつき、ヘビは世界各地の神話や宗教において重要な役割を果たしています。たとえば古代ギリシア神話では、医療・治癒の神アスクレピオスの杖に巻きついたヘビが生命力や再生力を示す存在として描かれ、アステカ神話では羽をもつヘビであるケツァルコアトルが再生と知恵を司る神とされています。またキリスト教では、旧約聖書におけるエデンの園のヘビは誘惑のイメージが強い一方、モーセの杖に登場するヘビは癒しや救済を象徴するエピソードと結びついています。

ヘビには世界を通じて復活や創造のシンボルという普遍的なイメージが付与され、巳年にはヘビのもつ再生や変容の力が人々の生き方と結びついて語られています。

巳年は「ヘビ」を示す年であり、ヘビそのものが持つ 脱皮による再生・変容、世界各地の神話で語られる 生命力や復活のシンボル性 が古くから人々の信仰と結びついています。日本文化においてもヘビは神聖視される面があり、主に再生・豊穣・金運・厄除け といったプラスのイメージを象徴することがしばしばです。巳年には、自身の内面や環境を一新するような行動を起こしたり、変化を恐れずにチャレンジすることで、ヘビの象徴する「新生」や「復活」の力をうまく味方につけられるかもしれません。私たちの研究室も、再生と変容の刻を迎えようとしています。

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