医学類のSさんと生物学類のSさんが、第3回ARE研究報告会に参加しました。終了後に研究室にいらっしゃって、とても楽しかったと感想を聞かせてくれました。生物学類のSさんが、第3回ARE報告会に参加した感想文をまとめてくれました。
推薦入試休みの11月27日、28日に行われた、第3回ARE中間報告会に参加しました。
27日には、ARE参加学生がそれぞれの研究をグループに分かれて紹介し合いました。異なる学類・学群の学生に対して、自分の研究を分かりやすく、魅力的に伝えるにはどうしたら良いかを、具体的に考える良い機会になりました。印象的だったのは、「自分の研究の説明を聞いたグループの学生が、1分間でその研究を面白おかしく紹介する原稿を、勝手に作る」という活動です。自分の研究が専門外の人にどのように伝わったかを直接知ることができました。自分の意図しない伝わり方をしていたり、予想外の点に注目が集まったりして、非常に面白かったです。
28日には、外部講師からのレクチャを受けました。「なぜ研究をするのか」という根本的な話題や、博士課程修了からの進路、研究者のキャリアプランなど、研究職を志す学生に有益な情報を得ることが出来ました。私は研究者を主に目指しているわけではありませんが、今回の報告会を通じて、研究者というキャリアの選択肢について改めて考える良い機会になりました。また、専門外の人との交流を通して、「難しいことを簡単に説明すること」がどれだけ難しいかを痛感しました。特定の分野を学んでいると、相手の知識の前提を高く見積もってしまうことはあるあるですが、想像以上にその実践は難しいことが分かりました。特に、精神疾患(患者)への印象や態度が想定していたものと全く違っていたことは衝撃でした。
この経験を通して、分野間の知識や認識のギャップを埋める重要性を強く感じました。多様な視点を取り入れながら、研究を進めていきたいと思います。
生命環境学群生物学類2年S.N.🐗
①11月27日(水)第3回中間報告会@総合研究棟A110
グループワーク
②11月28日(木)研究交流セミナー@総合研究棟B112
外部講師からレクチャー
Nonoka Shinoda, Tetsuya Sasaki. Effects of visual memory on aggression in mice by glutamate receptors in the brain. 3rd ARE Report Meeting. 2024.11.27-28. Tsukuba.
Chikako Sakamoto, Tetsuya Sasaki. Mechanisms of psychiatric disease onset by activation of maternal immune response. 3rd ARE Report Meeting. 2024.11.27-28. Tsukuba.





