妊娠期薬剤曝露とASDの総説が発行されます

生物学類と医学類の学生を著者とする総説がDOHaD Research誌に受理されました。2024年12月号に掲載されます。

自閉スペクトラム症(ASD)の発症率は近年増加傾向にあり、最新の推定では米国で約2.7 %(1/36)の子どもがASDとされている。ASDは、遺伝的要因と環境要因の相互作用によって引き起こされると考えられている。環境要因の中でも、抗てんかん薬として広く使用されているバルプロ酸(VPA)の胎生期曝露が、ASDリスクを増加させることが疫学研究で示されており、そのメカニズムの解明は重要な研究課題となっている。本総説では、VPA曝露とASDの関連について、発達神経毒性メカニズムと動物モデルを中心に統合的に考察した。

Preprintとして発行されていた論文が正式に受理されました。筆頭著者のKさん、おめでとうございます🎉

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