燃ゆる月に照らされて

本日も、講義と実習の合間を縫って、医学類のM3の学生が新しい課題に取り組んでくださいました。M4の学生の方がいつもより遅い時間に来室して、実験についてDiscussionしてくださいました。お二人とも遅い時間までお疲れ様でした。生物学類人間生物コースと医療科学類の学生の方は、卒業研究の追い込みの時期です。11月と12月はいくつかイベントが控えているので、残り時間を考えながら、自らのなすべきことを毎日こなすことに注力するフェーズかと思います。良い結果を期待しています。

本日は、スーパームーンです。満月または新月が地球に最も近い位置で起こる現象で、通常の満月よりも約14%大きく、30%明るく見えるとのことです。 月の楕円軌道によるもので、地球との距離が通常よりも近くなります。提出された博士論文(データ量と解析で圧倒されました)の読み込みと、自分の論文のrevisionの手を休めて研究棟から見上げると、少し雲がかかっていましたが、光輝く月を見ることができました。冷気を含んだ夜の空気が体を包み込みます。

スーパームーンのように、一際目を引く才能が自分の近くにいる、その喜びが私たちに希望を与えてくれます。また、その才能が自らの元を去ったときの喪失感も大きいものです。今、研究に参加してくださる方の成長を見守り、一緒に過ごす時間を大事にしたいと思います。

研究室での活動に興味がある方は、お問い合わせください。生物学類人間生物コース、医学群医療科学類の卒業研究、医学群医学類の研究室演習で学生を受け入れています。大学院生も継続して募集しています。

月見れば 千々に物こそ 悲しけれ 我が身一つの 秋にはあらねど (大江千里)

諸共に 月を眺むる 人もなし 花なき里の 秋の夜の空 (西行法師)

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