本日は、医学類の学生が、研究室演習の活動を行いました。Sさんが、朝早くから来室して研究進捗報告の準備を行いました。午後は、M3のお二人が大学院の講義を受講しました。夕方のセミナーでは、M3の学生が研究進捗報告と論文紹介をしてくださいました。セミナーでの議論は研究する上でとても大事です。生物学類の学生の方が、卒業研究の実験に取り組んでくださいました。
学生の成長を近くで見ることができるのは、とても嬉しく思います。研究室を羽ばたいた方の雄姿もいつか必ず拝見したいです。できれば近くで成長を見守りたかった方もいらっしゃいます。若い才能が研究室に多くいてくださると、活気があってよいものです。
寒暖の差が激しいですが、構内の自然の変化は明確に秋の到来を感じさせます。いつの間にか蝉の鳴き声も聞こえなくなり、秋の昆虫が多く観察されるようになりました。涼しくなってきましたので、学生も教員も心を整えて研究活動をご一緒にいかがでしょうか?
私たちの研究室で活動してくださる才能を募集しています。11月には大学院説明会もあります。興味のある方はお問い合わせください。

彼岸花闇よりいでて闇に散る (高浜虚子)
曼珠沙華こころの闇を知るごとく (大野林火)
曼珠沙華ひとつひとつの火を想ふ (芥川龍之介)
神無月は10月の別名である。島根県出雲では、同じ月を神在月と呼んでいる。全国から神様が集まってくることからの呼び名である。
神無月のころ、栗栖野といふ所を過ぎて、ある山里に尋ね入ること侍りしに、遥かなる苔の細道を踏み分けて、心細く住みなしたる庵あり。木の葉に埋もるる懸樋の雫ならでは、つゆおとなふものなし。
徒然草
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