2024年度の医学群医学類の宣誓式・白衣授与式が開催されました。
医学類のカリキュラムでは、M4の夏休み明けに、1年半にわたるクリニカルクラークシップ(臨床実習)がスタートします。クリニカルクラークシップ開始に際し、プロフェッショナリズム教育の一環として、白衣授与式・Clinical clerkship mission statement宣誓式が行われます。
白衣授与式・Mission statement宣誓式は、医療人の行動規範としてのProfessionalismを理解し、医療現場でのクリニカルクラークシップに対する意識を高め、医療チームの一員としての自覚を持って行動してもらうことを目的としています。 “プロフェッショナリズム”についてのレクチャーが行われた後、1年半にわたるCCにおける自分自身の行動規範について討論し、“Mission Statement”としてまとめます。
式では一人一人の学生に白衣が授与され、真新しい白衣に身を包んだ学生により、クリニカルクラークシップにおける医療チームの一員としてのMissionが宣誓されます。「チームの一員として自覚と責任を持った行動をする」「日々積極的に知識・技能を身につける」、「患者さんに誠意を尽くす」など、クリニカルクラークシップに臨む目標が、学生自身の言葉で述べられます。(医学類websiteより抜粋)
私たちの研究室からは、Nさんがステューデント・ドクターになりました。おめでとうございます。
M4の皆さん、臨床実習頑張ってください!
*医学部の白衣授与式(White Coat Ceremony)は、医学部に入学した新入生や初めて臨床実習に臨む学生に対して、白衣が授与される象徴的なイベントです。この式典は、学生たちが医療従事者としての第一歩を踏み出す瞬間であり、医療に携わる者としての責任や倫理観を深める場として位置づけられています。授与式では、学生は初めて公式に白衣を着ることになり、これを通じて自らが医療の一員となる自覚を持つよう促されます。また、式典の中では「ヒポクラテスの誓い」や「医師の誓い」など、医療における倫理や患者への責任を再確認する宣誓が行われることが一般的です。さらに、医学部の教授や臨床医が、これからの学習や医療現場での心構えに関する激励のメッセージを贈ることで、学生たちにとって励ましと指針となります。親族や友人も参加することが多く、学生のこれまでの努力を称え、これからの長い道のりを支える温かい雰囲気が作り出されます。白衣授与式は、医学生にとって医師としての使命感や責任感をより一層自覚する大切な儀式として、多くの医学部で実施されています。
