下記の総説を発行しました。
Kamiya S, Sanaka S, Kubo A, Higuchi K, Nakamura K, Sasaki T. IL-17: A Bridge from Psoriasis to Autism. Precision Medicine. 2024. Vol.7 No.11. 35-36. 2024-09.
神谷沙羅; 左中彩恵; 久保明澄; 樋口浩輝; 中村賢祐; 佐々木哲也. インターロイキン-17:乾癬から自閉症への架け橋. Precision medicine. Vol.7 No.11. 35-36. 2024-09.
乾癬は、慢性の自己免疫疾患で、皮膚に赤く盛り上がった斑点(プラーク)が現れるのが特徴である。これらのプラークは銀白色の鱗屑に覆われることが多く、かゆみや痛みを伴う。乾癬は一般的に皮膚の表面に影響を与えるが、関節に影響を与える「乾癬性関節炎」という形で現れることもある。乾癬は遺伝的要因や環境要因が組み合わさって発症すると考えられている。免疫系が皮膚細胞に誤って攻撃を加え、正常な細胞の成長サイクルが早まり、皮膚に蓄積されることでプラークが形成される。IL-17Aは、乾癬の病態生理において重要な役割を果たす炎症性サイトカインである。IL-17Aは主にTh17細胞と呼ばれる特定のT細胞から分泌され、免疫応答の調節に関与する。
詳細は、本総説に記載しました。このような研究に興味がある学生の方・社会人の方、一緒に研究しませんか?若い才能とScienceを推進したいです!!! 学内・学外の方からの問い合わせをお待ちしています。



Tu ne quaesieris, scire nefas, quem mihi, quem tibi
finem di dederint, Leuconoe, nec Babylonios
temptaris numeros. ut melius, quidquid erit, pati.
seu pluris hiemes seu tribuit Iuppiter ultimam,
quae nunc oppositis debilitat pumicibus mare
Tyrrhenum. Sapias, vina liques et spatio brevi
spem longam reseces. dum loquimur, fugerit invida
aetas: carpe diem, quam minimum credula postero.
「Carpe Diem」(Horatius)

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