APPW2025に参加しました

下記の3学会の合同大会であるAPPW2025 (Anatomy-Physiology-Pharmacology Week in 2025)が2025年3月17-19日に開催されました。開催期間中は、春の目まぐるしく変わる天候に翻弄されました。

APPW2025
第130回日本解剖学会総会・全国学術集会
第98回日本薬理学会年会
第102回日本生理学会大会

日本解剖学会、日本生理学会、日本薬理学会は、我が国を代表する基礎医学系の古参学術団体であり、それぞれ長い活動の歴史を有します。これまで、解剖と生理(2011, 2015, 2021年)、生理と薬理(2003年)の合同大会はありましたが、3学会が合同して開催する大会は今回が初めてとのことです。今回の3学会合同大会(英語名Anatomy-Physiology-Pharmacology Week in 2025、略称APPW2025)が掲げる大会テーマは、「協奏の未来へ~生命を探る・解く・護る~」でした。3学会を核とした学際的な協奏により、細胞や臓器の協奏による個体の恒常性維持のしくみ、さらに個体と環境の協奏による生命の多様性と持続可能性を探求し、健康な未来社会の実現を目指そうとする思いを込めています。サブタイトル「~生命を探る・解く・護る~」は、それぞれの学問領域の特徴を、生命を構造の面から探り(解剖学)、機能の面から解き(生理学)、生命を護る方法を拓く(薬理学)と表現されています。プログラム集の表紙やポスターの図案には、人体の構造と機能の学理を中心に据え、全ての生物の保護・健康と地球・宇宙環境の健全を一体として捉えるワンヘルスの実現への思いがこめられています。また、人体やワンヘルスの背景にあるらせん状の文様は、パドヴァ大学解剖学教室(テアトロ・アナトミコ)と、そこから世界中に羽ばたいた医学研究者をイメージされているとのことです(https://www.aeplan.jp/appw2025/greetings/)。

私たちの研究室からは医学類と生物学類の学生が参加・研究発表を行いました。医学類4年生と生物学類3年生は、解剖学会関東支部学術集会に続いての参加、医学類3年生成は初めての学会参加となりました。春休み中も研究室で発表準備や実験をしっかり頑張りました。学会で勉強した内容については、後ほど報告会で聞きたいと思います。

場所:幕張メッセ

開催概要
https://www.aeplan.jp/appw2025/

協奏の未来へ~ 生命を探る・解く・護る ~

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