生命環境学群生物学類講義の「神経解剖学」が開講されます。 この講義は医学医療系の教員が担当します。桝和子講師(医学医療系生命医科学域 分子神経生物学グループ)、岡田拓也助教(医学医療系生命医科学域 分子神経生物学グループ)、坂口昌徳准教授(国際統合睡眠医科学研究機構IIIS)、濱田理人准教授(解剖学・発生学研究室)、吉原雅大助教(解剖学・発生学研究室)、の他、当研究室のスタッフ(武井陽介、佐々木哲也、森川桃、岩田卓)も講義を担当します。
筑波大学 生物学類 https://cbs.biol.tsukuba.ac.jp/
ヒトの脳は約1,400 gの臓器であり、私たちの「こころ」と「からだ」をコントロールしています。脳の重量は体重の約2%であり、頭蓋の中に納まるほどコンパクトな臓器(といっても実際に脳を見ると、その大きさに驚きます)ですが、万物の中でもっとも複雑なシステムといえます。この脳のはたらきを解明するのが「神経科学」です。これまでに多くの研究者が脳の謎に取り組み、その複雑で「柔軟な」機能が少しずつ明らかになってきています。ヒトの脳は母体内での発生のみならず、成長・成熟過程でダイナミックに変化し続け、ヒト特有の高次な脳機能発現を可能にしますが、一方でそのシステムは精神疾患と密接にリンクしていることが示されつつあります。
卒業研究を医学医療系の私たちの研究室で行いませんか?現在、生物学類人間生物コースの学生が2名在籍しています。心理学の研究室とも近く、研究交流があります。
興味がある方は、講師に声をおかけください。研究室訪問は随時行っています。

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