生命環境学群生物学類4年のKさんの和文総説が発行されました。

Kubo A, Kamiya S, Sasaki T. Effects of Maternal Immune Activation and IL-17A on Abortion. BIO Clinica. 2024-08. 2024. 39(10): 38-40.

妊娠は、母体にとって異物である胎児を受け入れる特殊な免疫状態を必要とする生理現象である。この過程では、母体の免疫系が胎児を拒絶せずに受容する「免疫寛容」が重要な役割を果たす。本総説では、MIAによる流産メカニズムについて、特にRORγt転写因子とインターロイキン-17Aの役割に焦点を当てて最新の知見を概説する。